事業継続力強化計画(BCP)について
事業継続力強化計画認定の取得
令和3年5月6日付 東北経済産業局より事業継続力強化計画に係る認定を受けました。
本認定制度は、今後、防災・減災に向けて取り組む企業に対し、「強く、しなやかな企業になってほしい」という認定制度で、「信頼」、「安心」をイメージしたシンボルロゴマークの使用が許可されました。
今後も地域企業としてCSRの重要性を認識し、社会の持続的発展と大地震・感染症・洪水などの災害等に対し、早急に事業が継続できるように取り組んでまいります。
事業継続力強化計画概要
近年、大規模な自然災害が全国各地で頻発しています。加えて、今般の新型コロナウイルス感染症感染などの自然災害以外のリスクも顕在化しています。こうした自然災害や感染症拡大の影響は、個々の事業者の経営だけでなく、我が国のサプライチェーン全体にも大きな影響を及ぼすおそれがあります。
このため、中小企業庁は、中小企業の自然災害等に対する事前対策(防災・減災対策)を促進するため、第198回通常国会に「中小企業の事業活動の継続に資するための中小企業等経営強化法等の一部を改正する法律(以下、中小企業強靱化法という)」を提出し、国会審議を経て、令和元年5月29日に成立し、7月16日に施行されました。
中小企業強靱化法において、防災・減災に取り組む中小企業がその取組を「事業継続力強化計画」としてとりまとめ、国が認定する制度を創設しました。
事業継続力強化計画認定制度
中小企業が策定した防災・減災の事前対策に関する計画を経済産業大臣が認定する制度です。認定を受けた中小企業は、税制措置や金融支援、補助金の加点などの支援策が受けられます。 計画に記載する項目の事例は以下の通りです。
- ・ハザードマップ等を活用した自然災害リスクの確認方法
- ・安否確認や避難の実施方法など、発災時の初動対応の手順
- ・人員確保、建物・設備の保護、資金繰り対策、情報保護に向けた具体的な事前対策
- ・訓練の実施や計画の見直しなど、事業継続力強化の実効性を確保するための取り組み 等